2011/10/01

片付けたり/ダカフェ日記


 今日は10月1日、都民の日だ。都民の日、なんて言ったって都民じゃない人には関係ない話だろうし、もしかしたら「何それ?」なんてことになるかもしれない。では、都民である自分にとっては、それはどういうことかというと、やっぱりあまり関係ない話なのだった。
 10月1日が自分にとって意義のある日だったことは、もしかしたら中学時代くらいまでさかのぼるしかないのかもしれない。或いは、高校の頃? 高校は都立の高校に通っていたので、もしかしたらその日は休みの日だったのかもしれないが、いずれにしても、就職して働きだしてからは全然関係ない一日になってしまった。しかし子供がいると、その子が入学したら、休みを取ってどこか旅行に行くとか、そういう日になっていくのかもしれないな。


 都民の日、ということとはまったく関係ないのだけど、今日はやることが詰まっている。やることがない日はここ数週間の間には全然なくて、職場にちょろっと行ったり、都心まで買い物に行ったり、実家に帰ったり、Yの実家に行ったり、部屋を片付けたり部屋を片付けたり部屋を片付けたり。今日もやっぱり部屋を片付けなくてはならないのだ。いよいよ後がない。
 それなのに、日記なんか書いていていいんかな? という気持ちはあるのだけど、こういうときこそ落ち着いて、日記だ。
 思えば自分の日記の歴史も長い。ウェブ上で日記を書くようになって、10年くらいだろうか。この前Sさんとも話をしたのだけど、書く場所はちょこちょこと変わっていて、変えた理由は、そこのサービスが終ってしまったり、リニューアルしてデザインが気に入らなくなったり、単純に、変えたくなって変えたり。それでも飽きっぽい自分がここまで続けてきたのは、単なる自分だけの日記ってことではなくて、誰かに読まれて、ときにはリアクションがある、ということの面白さによる。だから手書きの、ノートに書くような日記は続かないし、昔書いたものを読み返すとあまりの客観性のなさに、憤死しそうになる。どこまで行っても自分自分自分、なんだもの。かといってウェブ上の日記は客観性を持ち得ているのか? という問いには、「残念ながら、まだまだです」と答えざるを得ない。まあ所詮はアマチュアの日記なんだけども、もっとこう、志を高く持っていたいものだ。

 新聞を読んで、片付けをして、ごみをまとめて。掃除機かけて。ぞうきんかけて。ただ当たり前にやろうとすればやれるはずのことを、後回しにして週末や月末や特定の日にまで引っ張ってしまうのは悪い癖だ。T氏の日記に、早起きをして片付けをして、みたいなことが書いてあって、彼と自分は全然違うタイプだけど何か通ずるところもあって、見習いたいことは多くある。で、よく、「自分にはできないなー」なんて言って逃げちゃう人がいるけど、おそらく自分にもそういう傾向はあるのだけど、そういうのは恰好悪いな、と思うようになった。恰好のいい悪いの問題ではないのかもしれないが、多分だいたいのことは、できない、ということはない。何も100メートルを10秒で走るとか、英語でビジネスに臨むとか、そもそものスキルを問われているわけではなくて、朝の時間に部屋を片付けるとか新聞を読むとかは、気の持ちようだ。実際、久しぶりに弁当を作ってみて、ああ意外にできるもんだなぁと気持ちを強くした。
 というわけで、これからは少しずつ実践に移していきたいのだけど、とりあえず、今日だ。
 天気がいいのでとっと終らせて、自転車に乗りたい。

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