○○男子/女子とか、○○系とか、なんというか、ブームっぽい言い回しがどうにも気に食わない。グチグチ批判めいたことを書くのはやめていこう、と思ってはいるので、セーブして書きたいのだけど、どうにもやりづらさを覚えることが多いのも事実なのだ。
もともと料理は嫌いじゃないし、弁当をつくるのも時間に余裕があるならやりたい方なので、その辺で「オダくんて弁当男子だよね」とか「草食系だよねー」とか、あーもう僕はそういうのはいいんで放っといてください! と言いたくなることも多かったけど、最近はそういう人も周りにあまりいなくなったので良かった。が、この前「オダさんはイクメンだね」と言われて、おおう、と唸ってしまった。世の中いろいろ言葉が産まれるものだ。まあ、料理したり育児したりという男性が少なかったから、いまはそういう人が増えてきて、ということなんだろうけど、早くそれが当たり前の世の中にならないものか。ならないかな。
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やりたいこととか言いたいことと、人付き合い、世渡り、みたいなことはなかなか一致しなくて、でもそういうことが一致したり、うまくやれる人はそれなりにいるはずで、どうして我々はうまくできないんだろうか、ということを大学時代にSさんと話したことがある。
詳細は忘れてしまったけど、音楽を聴いたり本を読んだり、ということと絡めた内容だった気がするけど、言いたいことが先行したりする人、人付き合いで悩んだりする人が音楽とか本とかにいくわけで、そういうのに悩まない人は音楽や本がなくても生きていける。
僕は音楽や本に救いをもとめる触れ方はしてこなかったのだけど、たぶん人付き合いとかがうまくやれる人だったら、音楽の聴き方も違ったんだろうな、と思う。というか聴くこともなかったかも知れない。
早川義夫氏の日記を読んでいると、ああこの人も、生きづらかったんだろうなあと思ってしまう。いつかライヴを観てみたいな。しばらく難しそうだ。
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